同姓愛の昔

~同姓愛は昔はタブーじゃなかった!?~
歴史をひもといていくと、人類の歴史は、ほぼ「同姓愛」の歴史と重なります。
とくに目立つのは男性のほうで、歴史上確認できるところでは、古代ギリシャのソクラテスやプラトンは同性愛者だったと伝えられていますし、古代ローマ皇帝の多くもそうだったことが確認されています。
また、古代ギリシャのスパルタでは、軍人、兵士の多くは同性愛者だったそうです。
だからこそ、強く連帯し、最強を誇ったとも言われています。
日本でも、同姓愛は古来より存在し、仏教伝来以来、各地の寺院では、稚児(ぢご)を相手とする同姓愛がなかば公然と行われていました。
また、武士の間でも、戦場に女性を同伴するわけにはいかないので、美少年達が性の対象とされていました。
織田信長や豊臣秀吉も、小姓(こしょう)を相手に楽しんでいたようです。
ただし、以上に紹介したような人達は、単なる同性愛者ではなく、今の言葉で言えば、「バイセクシュアル」にあたります。
男性とも女性とも性行為を楽しむ、いわゆる両刀使いだったのです。
彼らが生きた時代では、同姓愛はかならずしもタブーではなく、セックスは異性とだけ楽しむものではなかったのです。
西洋で同姓愛がタブーとされるのは、キリスト教の影響が世の中をおおいつくしてからです。
一方、日本では、江戸時代に入ってからでも、蔭間茶屋(かげまちゃや)という男娼による売春宿が存在していました。
ホモセクシュアルが変態性欲として、完全なタブーとなるのは、明治時代に入り、西洋の影響を受けるようになってからのことです。