
確実安全日
●100パーセント安全な避妊日はいつか?
コンドームは使い方さえ間違えなければ、もっとも安全な避妊具です。
ところが男性はとにかくコンドームが嫌いな男性が多いのです。
「面倒」「感度が鈍る」「つける瞬間が情けない」というわけですが、そんな人が好む避妊法が、女性の月経周期をもとに、安全日を算出するやりかたです。
女性はおよそ1か月に一度、卵巣から卵子を排出します。
この卵子に精子が受精すると避妊するのですから、その危険がない日を選んでセックスすればいいという考え方なのです。
精子は女性の体内に入ってから、3日間ほどは生きています。
一方、卵子は排卵されてから2~3日で死んでしまいます。
そのため、卵子が生きている2~3日間に、精子の寿命の3日を加えた5~6日が、もっとも避妊する可能性の高い時期となります。
理屈から言えば、排卵日をはさんだこの5~6日以外は、セックスをしても避妊しないことになります。
排卵日の4日以降なら、卵子にはもう受精能力がないので、次の排卵日の数日前までは安全のはずです。
だいたい月経がはじまる直前までなら、安全日と考えることができるでしょう。
ところが、それで100パーセント安全かというと、そうではありません。
女性の身体はデリケートなものであり、月経周期が不安定で、生理日が一定していない女性は少なくありません。
そういう女性は、排卵日も毎月違うものです。
また、毎月の周期が一定している人でも、体調を崩したりすると、周期が狂うこともあります。
基礎体温を毎日きちんと測っていても、排卵したかどうかは目で確認することができないので、100パーセント確実とは言えません。
そう考えると「今日は安全日」と言い切ってしまうのは、かなり危険なことといえます。
確実に避妊するためには、安全日であってもコンドームを使うことでしょう。